耳の病気には、他にも、耳下腺炎と呼ばれる病気があります。耳下腺、顎下腺、舌下腺といった、唾液を分泌する腺、いわゆる唾液腺と呼ばれる部分に炎症が起こる病気を総称して唾液線炎というのですが、その唾液腺炎の中でも最も発症頻度が高いのが耳下腺炎です。
私が耳の治療で耳鼻科に通っているときに知り合った人の中に、この耳下腺炎という病気に悩まされている人がいました。
彼によると、耳下腺の腫れと、発熱によって、耳下腺部を押すと痛みがあるのだそうです。炎症が強いときには、耳下腺を押すと、口の中の開口部から膿が出る場合もあるようです。口を動かしにくく、話しづらくなることもあります。耳下腺炎の治療としては、抗生物質を用いるのが一般的ですが、ひどく化膿している場合には、切開して膿を出すこともあります。
耳の病気には、外耳道炎と呼ばれるものもあります。外耳道炎とは、耳掃除や外耳に傷をつけた場合、あるいは入浴や水泳などによって耳に水が入ったことが誘引となり、外耳道に起こる炎症のことです。
また、あまり炎症が広がらず、外耳道の入り口に生えている毛穴から化膿菌が入り、炎症が起きる場合を耳せつといいます。外耳道炎も耳せつも痛みが強く、口を動かしたり、耳たぶを引っ張ったりすると激痛が走ります。
外耳道炎の治療は外耳道を清掃し、抗生物質の軟膏を塗布したり、抗生物質の薬を服用します。しかし、膿瘍となってしまっている場合には、切開する必要があります。
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