中耳炎には、慢性中耳炎と呼ばれるものもあります。慢性中耳炎というのは、多くの場合、急性中耳炎からの移行が多いのが特徴です。急性中耳炎の治療の不備によって、鼓膜穿孔が起こり、半永久的に閉じなくなった場合で、さらに、以下のような特徴があります。
【1】鼓膜穿孔がある。鼓膜に半永久的な穴があいている状態です。
【2】長期にわたって耳垂れが続き、一時中断するものの、再発することもある。
【3】通常は耳が痛くなったり、発熱することはない。
【4】難聴やめまいの原因になることもある。
【5】真珠腫の原因になる。
以上の症状が慢性中耳炎の大きな特徴です。特に【1】と【2】に関しては必須の条件となります。つまり、鼓膜に長期的に閉じない穴があり、時々耳垂れが出る状態であれば、慢性中耳炎と診断されます。
私の親しい友人の中に、たまたま耳鼻科で診断を受け、耳を見てみたら鼓膜にある程度大きな穴があることがわかった人もいます。彼は水泳をやっていたのですが、それでも気づかず、40歳になって初めて耳垂れが起き、慢性中耳炎であることが判明したのです。
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